静岡県菊川市にあるシェアショップそらまめで、第4回目となるオリーブオイルセミナー&料理レッスンを開催致しました。
青い空に白い壁の一軒家。これはウィングホームさんのモデルハウスでもあります。
ここの1階に素敵なキッチンがあり、カフェ
のようなテーブルとイスが並んでいます。
こんな素敵な場所で、毎回有難く開催しています。
収穫搾油のイタリア旅行から帰ってきて最初の外部セミナーです。尊敬する生産者のご厚意で頂いてきたノヴェッロと呼ぶ、搾油したての新オイルも試飲して頂きました。
当初その予定はありませんでしたが、この新オイルの試飲、なかなか出来る事ではありませんのでご参加の方は本当に幸運です!
先ずは講義から。初めての方もいらしたのでもちろん基礎からお話ししましたが、やはりイタリアでの経験を皆様に伝えたい。
記憶も新しく、つい熱が入ります。
- イタリア シチリア州トラーパニ。ビアンコリッラ種単一。マイルドなタイプのオイルですが、最新鋭の機械で搾油されており、収穫から1年経っていても変わらず香り良く、柔らかな味わいを楽しむことが出来る。
- イタリア シチリア州キアラ・モンテ・グルフィ。トンダイブレア種単一。手摘みを中心として、収穫後12時間以内に搾油しているこのオイルは香り高く、キリッとした味わい。
- 残念なオイル 保管状態が悪かったのか、開封時から酸化臭を感じるオイル。
- イタリア トスカーナ州トレクアンダ。3種のブレンド。丁寧に育てられ、手摘みされた実から搾油されたオイルは毎年高いクオリティを誇る。
- 3番のオイルのノヴェッロ(2013年秋収穫搾油)
5番のノヴェッロは最初からは並べません。
段違いにフレッシュ且つ、色合いも深い緑の為、これは他のオイルのテイスティングが終わってから皆様にお配りしました。
濃い緑の香り、強い植物の味わい。それまでのオイルとは強さとフレッシュさが格段に違います。皆様にもこれが正に、オリーブの実から絞ったジュースであることをご理解頂けました。
しかし、絞りたてのノヴェッロであればすべてが美味しいかというと、これがそうではありません。
実はノヴェッロでも美味しいと感じられないオイルもあるのです。
それは、なぜか。そんなご説明をしながら、何故このオイルが美味しいのかをお話しました。
今回の搾油旅行の一番の目的は、このオイルの生産者と会うことでした。シエナ郊外のフランコ・バルディ氏。
彼の農園、仕事の仕方、搾油所。
感動した数々のお話をこの美しい翡翠の滴と共に、皆様にお伝えしました。
さて、続いてお料理レッスンです。
デモンストレーションはパスタを作る様子です。
ここでのパスタはいつもソースを絡めるタイプでしたが、今回は4回目、勝手も慣れてきましたのでオイルベースのパスタに致しました。
このほかに、フライパンで焼く、「茄子のパルミジャーノ焼き」を。
今回皆様にご紹介したノヴェッロオイルは、生産者のバルディ氏からご厚意で頂いてきたものです。農園滞在中、短い時間でしたが本当に厚くもてなして下さいました。
バルディ氏には言葉では言い表せないほどの感謝をしています。
こうして少しでも多くの方にお伝えすることが、そのご厚意に対する精一杯のお礼であり、お返しです。
ご参加の皆様に、このオイルを味わって頂き、私を通してバルディ氏の思いをお伝えできたこと、とても嬉しく思っています。
それが出来ましたのも、こうして皆様にセミナーにいらして頂けたからこそです。
ご参加、本当にありがとうございました。
ご協力頂いたみなさま
- Barilla バリラジャパン:フジッリ、そしてお土産のご提供ありがとうございました。
- ウイングホーム:素敵な会場でセミナーが出来る事、感謝しています。
- mama’s Share Shop Soramame シェアショップ そらまめ:素敵な会場でセミナーが出来る事、感謝しています。